いちじくジャムの作り方|プチプチ食感が楽しめる基本レシピと保存方法

ジャム

旬のいちじくは、やわらかな果肉とやさしい甘さ、
種のプチプチとした食感が魅力です。

そのまま食べてもおいしいいちじくですが、
ジャムにすると果肉がとろりとなじみ、
いちじくらしい食感を残しながら楽しむことができます。

作り方は、いちじくに砂糖を加えて煮詰め、
レモン汁で味を整えるだけ。
皮ごとでも作れるので、下ごしらえにもそれほど手間がかかりません。

この記事では、基本のいちじくジャムの作り方をはじめ、
砂糖の割合や皮の扱い、レモン汁を加える理由、
保存方法まで詳しくご紹介します。

いちじくジャムの基本レシピ

いちじくジャムは、
いちじく・砂糖・レモン汁のシンプルな材料で作れます。

今回は、いちじくのやさしい甘さを生かしやすいよう、
砂糖はいちじくの重量の30%を基本にします。

材料

  • いちじく……500g
  • 砂糖……150g(いちじくの重量の30%)
  • レモン汁……大さじ1〜2

いちじくの甘さによって、仕上がりの甘みは変わります。
今回の30%は比較的甘さを控えた配合なので、
長期保存を目的とせず、冷蔵または冷凍で保存しましょう。

作り方

1.いちじくを洗って切る

いちじくはやさしく洗って水気を拭き取り、
かたい軸の部分を切り落とします。

皮ごと使う場合は、そのまま4〜8等分程度に切ります。
皮が厚いものや食感が気になる場合は、
皮をむいてから切ってもかまいません。

いちじくジャム用に切った皮付きのいちじく

2.砂糖をまぶす

鍋にいちじくを入れ、砂糖を全体にまぶします。
そのまま少し置き、いちじくから水分が出てきたら火にかけます。

あらかじめ水分を出しておくことで、
水を加えなくても煮始めやすく、焦げつきも防ぎやすくなります。

砂糖をまぶして水分が出てきたいちじく

3.弱めの中火で煮る

鍋を弱めの中火にかけ、
焦げつかないよう、ときどき木べらで混ぜながら煮ます。
沸騰してから10〜15分ほどを目安に、
いちじくの水分を飛ばしながら煮詰めていきます。

いちじくがやわらかくなってきたら、
好みの果肉感になるよう木べらで軽くつぶします。
表面にアクが出てきたら、気になる場合は取り除きます。

いちじくを木べらで混ぜながら煮詰めている様子

4.レモン汁を加える

果肉がやわらかくなったらレモン汁を加え、
さらに煮詰めます。

レモン汁を加えることで甘さが引き締まり、
いちじくのやさしい味わいがすっきりと仕上がります。

5.好みのとろみになったら火を止める

煮詰め時間は、いちじくの水分量や鍋の大きさによって変わります。
時間だけで判断せず、木べらで鍋底をなぞったときに、
少しの間、跡が残るくらいになったら火を止めます。

ジャムは冷めるとさらにとろみがつくため、
熱いうちにかたくなるまで煮詰めないのがポイントです。

木べらで鍋底をなぞりいちじくジャムのとろみを確認する様子

いちじくジャムは皮ごと作れる?

いちじくジャムは、皮ごと作ることができます。
皮をむく手間がなく、いちじくの色合いも生かしやすいのがメリットです。

ただし、品種や熟し具合によっては、
皮が厚く口に残ることがあります。
皮の食感が気になる場合は、むいてから使うとなめらかに仕上がります。

皮ごと使う場合は表面をやさしく洗い、
傷んでいる部分があれば取り除いてから使いましょう。

いちじくジャムの砂糖の割合は?

今回のレシピでは、
いちじくの重量に対して30%の砂糖を使用します。

いちじく500gなら砂糖150gが目安です。
いちじく自体に甘みがあるため、30%でも果実の風味を生かしたジャムに仕上げやすくなります。

砂糖には甘みを加えるだけでなく、
ジャムのとろみや保存性にも関係する役割があります。
砂糖をさらに減らす場合は、保存期間も短く考えましょう。

上白糖やグラニュー糖、きび砂糖など、
砂糖の種類による仕上がりの違いについては、
ジャム作りにおすすめの砂糖はどれ?上白糖・グラニュー糖・きび砂糖・はちみつの違いを比較で詳しくご紹介しています。

いちじくジャムにレモン汁を入れる理由は?

いちじくジャムにレモン汁を加えるのは、
甘みを引き締めて味のバランスを整えるためだけではありません。

ジャムのとろみには、果物に含まれるペクチン・糖・酸が関係しています。
レモン汁で酸を補うことで、ジャムらしいとろみのある仕上がりを助けます。

レモン汁なしでも作ることはできますが、
味の締まりやとろみ、色合いなどに違いが出ることがあります。

いちじくは酸味が穏やかな果物なので、
レモン汁を加えると甘さが引き締まり、すっきりとした味わいになります。

プチプチ食感を生かしておいしく仕上げるコツ

いちじくジャムならではの魅力が、
種のプチプチとした食感です。

果肉を細かくつぶしすぎず、
木べらで大きな果肉を軽く崩す程度にすると、
いちじくらしい食感を楽しみやすくなります。

果肉感を残したい場合は少し大きめに切り、
煮ている間も必要以上につぶさないようにしましょう。

また、煮詰めすぎると冷めたときにかたくなりやすいため、
少しゆるいと感じる程度で火を止めるのもポイントです。

いちじくジャムの保存方法と保存期間

手作りのいちじくジャムは、
砂糖の割合や保存状態によって日持ちが変わります。

今回のレシピは砂糖30%の甘さ控えめな配合なので、
長期保存ではなく、冷蔵または冷凍保存がおすすめです。

ジャム全般の冷蔵・冷凍保存や保存期間については、
手作りジャムの保存方法|冷蔵・冷凍・保存期間の目安でも詳しくご紹介しています。

冷蔵保存

粗熱が取れたら清潔な保存容器に入れ、
冷蔵庫で保存します。

1週間程度を目安に、できるだけ早めに食べ切りましょう。

取り分けるときは清潔で乾いたスプーンを使い、
カビや異臭、発泡などの異変が見られた場合は食べないでください。

冷凍保存

すぐに食べ切れない場合は、冷凍保存もできます。
1回に使う分ずつ小分けにして、冷凍用保存容器や保存袋に入れましょう。

冷凍保存では、約1か月を目安に使い切ります。

食べるときは冷蔵庫に移して自然解凍し、
解凍後は早めに食べ切りましょう。

保存瓶を使う場合

ジャムを瓶に入れて保存する場合は、
あらかじめ保存瓶を清潔にしておくことが大切です。

保存瓶を清潔にする方法については、
保存瓶の消毒方法|煮沸消毒・アルコール消毒のやり方と注意点で詳しくご紹介しています。

長期保存を目的とする場合は、瓶を消毒するだけでなく、
糖度や詰め方、脱気なども適切に行う必要があります。

ジャムの脱気方法については、
手作りジャムの保存方法|冷蔵・冷凍・保存期間の目安も参考にしてください。

いちじくジャムのおいしい食べ方

いちじくジャムはトーストに塗るだけでなく、
ヨーグルトやチーズなどともよく合います。

  • トーストやバゲットに塗る
  • ヨーグルトに添える
  • パンケーキやスコーンに添える
  • バニラアイスにかける
  • クリームチーズやカマンベールチーズと合わせる

特にチーズと合わせると、
いちじくの甘みとチーズの塩気を一緒に楽しめます。

いちじくジャムについてよくある質問

いちじくジャムは皮ごと作れますか?

はい、皮ごと作れます。
皮の色を生かした仕上がりになりますが、
皮が厚い場合や口当たりが気になる場合は、むいてから使ってもかまいません。

いちじくジャムが固まらないのはなぜ?

煮詰め時間だけでなく、
砂糖や酸の量などもジャムのとろみに影響します。

ただし、熱いうちはゆるくても冷めるととろみが増します。
まずは冷まして状態を確認し、
それでもゆるい場合は様子を見ながら再度煮詰めましょう。

レモン汁なしでも作れますか?

レモン汁なしでも作れますが、
味の締まりやとろみ、色合いなどに違いが出ることがあります。

いちじくの甘さをすっきりと仕上げたい場合は、
レモン汁を加えるのがおすすめです。

砂糖をもっと減らしても大丈夫ですか?

砂糖を減らして作ることはできますが、
甘さだけでなく、とろみや保存性にも影響します。

砂糖を少なくした場合は長期保存を前提にせず、
冷蔵庫で保存して早めに食べ切りましょう。

いちじくジャムは冷凍できますか?

はい、冷凍できます。
1回に使う分ずつ小分けにしておくと、
必要な分だけ解凍できて便利です。

まとめ

いちじくジャムは、
いちじく・砂糖・レモン汁のシンプルな材料で手軽に作れます。

皮ごと作れば下ごしらえの手間も少なく、
果肉をつぶしすぎないように煮ることで、
いちじくならではのプチプチとした食感も楽しめます。

旬のいちじくが手に入ったら、
そのまま味わうだけでなく、ジャムにして季節のおいしさを楽しんでみてください。

タイトルとURLをコピーしました