新生姜を使った保存食というと甘酢漬け(ガリ)が有名ですが、実はシロップ作りにも向いています。
新生姜ならではの爽やかな香りとやさしい辛味を生かしたシロップは、炭酸水で割れば自家製ジンジャーエールに、お湯で割ればホットジンジャーとして楽しめます。
また、クラフトコーラやお菓子作り、料理の隠し味など幅広く活用できるのも魅力です。
この記事では、新生姜シロップの基本レシピから保存方法、活用方法まで詳しく紹介します。
新生姜シロップとは?

新生姜シロップとは、新生姜を砂糖と一緒に煮て作る甘いシロップです。
一般的な生姜よりも繊維がやわらかく、香りが爽やかなため、辛味が強すぎず飲みやすいのが特徴です。
炭酸水やお湯で割るだけで手軽に楽しめるため、季節の手仕事としても人気があります。
新鮮な新生姜の選び方
おいしいシロップを作るには、新鮮な新生姜選びが大切です。
- 全体にみずみずしい
- 切り口が乾燥していない
- 薄いピンク色の部分が鮮やか
- 傷や変色が少ない
詳しくは新生姜の選び方をご覧ください。
新生姜シロップの材料
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 新生姜 | 200g |
| 砂糖 | 200g |
| 水 | 400ml |
| レモン汁 | 大さじ2 |
砂糖は上白糖、グラニュー糖、きび砂糖など好みのものを使用できます。
すっきり仕上げたい場合はグラニュー糖、やさしい甘さにしたい場合は上白糖、コクを出したい場合はきび砂糖がおすすめです。
砂糖による仕上がりの違いは新生姜のシロップ作りにおすすめの砂糖は?上白糖・グラニュー糖・きび砂糖を比較でも紹介しています。
新生姜シロップの保存瓶は何Lがおすすめ?
完成したシロップを保存する瓶は、できあがり量より少し余裕のあるサイズを選ぶと安心です。
目安としては、シロップが瓶の7〜8割程度に収まるサイズを選ぶと、移し替えや冷蔵保存がしやすくなります。
保存瓶サイズの目安
| 新生姜 | できあがり量の目安 | おすすめ瓶サイズ |
|---|---|---|
| 200g | 約500〜600ml | 750ml〜1L |
| 500g | 約1.2〜1.5L | 1.5〜2L |
| 1kg | 約2.5〜3L | 3〜4L |
今回のレシピ量なら、750ml〜1L程度の保存瓶が使いやすいです。
少量ずつ使いたい場合は、500ml瓶に分けて保存する方法もあります。
たくさん作る場合は、できあがり量より少し余裕のあるサイズを選ぶと、移し替えや保存がしやすくなります。
保存瓶は広口タイプの方が新生姜を入れやすく、洗いやすいため初心者にもおすすめです。
▶セラーメイトの取っ手付き瓶
新生姜シロップの作り方
① 新生姜をよく洗い薄切りにする

新生姜をよく洗い、汚れが気になる部分をスプーンなどで軽くこそげます。
皮は香りがあるため、きれいな部分はむかずにそのまま使っても大丈夫です。
繊維を断つように薄切りにすると、香りや風味が出やすくなります。
② 鍋に新生姜・砂糖・水を入れる
鍋に薄切りにした新生姜、砂糖、水を入れます。
砂糖を全体になじませてから加熱すると、味がなじみやすくなります。
③ 中火で15〜20分煮る

中火にかけ、沸騰したら弱めの中火にして15〜20分ほど煮ます。
煮詰めすぎると辛味が強く感じられることがあるため、香りが出てシロップに色がついたら火を止めます。
④ レモン汁を加える
火を止めたらレモン汁を加えます。
レモン汁を加えることで味が引き締まり、色もきれいに仕上がります。
⑤ ざるでこして保存瓶に移す

ざるや茶こしで新生姜をこし、清潔な保存瓶に移します。
保存瓶はあらかじめ煮沸消毒しておくと安心です。
詳しい手順は保存瓶の消毒方法で紹介しています。
⑥ 粗熱を取って完成

粗熱が取れたら冷蔵庫で保存します。
炭酸水やお湯で割って、好みの濃さで楽しみましょう。
新生姜シロップの保存方法
完成した新生姜シロップは、清潔な保存瓶に移して冷蔵保存します。
手作りシロップは保存料を使わないため、常温保存は避け、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
冷蔵保存の場合
冷蔵保存の目安は、約2〜3週間です。使うときは清潔なスプーンを使い、できるだけ早めに使い切りましょう。
冷凍保存の場合
長く保存したい場合は、製氷器に入れて冷凍保存する方法もおすすめです。
1回分ずつ小分けにしておくと、炭酸水やお湯で割るときに必要な分だけ取り出せて便利です。
凍ったら保存袋に移し、におい移りを防いで保存しましょう。冷凍保存の目安は約1か月です。
冷凍した新生姜シロップの活用法
- 炭酸水で割って自家製ジンジャーエールにする
- お湯で割ってホットジンジャードリンクにする
- 紅茶に加えてジンジャーティーにする
- ヨーグルトやアイスにかける
- かき氷シロップとして使う
製氷器でキューブ状に冷凍しておくと、飲み物にもデザートにも少量ずつ使いやすくなります。
シロップを作った後の生姜は捨てないで
シロップをこした後の新生姜にも、甘みと香りが残っています。
そのまま捨てずに、料理やお菓子に活用するのがおすすめです。
- 細かく刻んでヨーグルトにのせる
- クッキーやパウンドケーキに混ぜる
- 醤油を少し加えて佃煮風にする
- グラニュー糖をまぶして生姜糖風にする
新生姜シロップの楽しみ方
自家製ジンジャーエール

新生姜シロップ1に対して、炭酸水3〜4を注ぐと自家製ジンジャーエールになります。
レモンやミントを添えると、より爽やかに楽しめます。
▶炭酸割りで楽しむなら強炭酸水がおすすめです。シュワっと感がたまりません。
ホットジンジャー
寒い日や体を温めたいときは、お湯で割ってホットジンジャーにするのもおすすめです。
ジンジャーティー
紅茶に少量加えると、香りのよいジンジャーティーになります。
甘みも加わるため、砂糖代わりにも使えます。
ヨーグルトやアイスにかける
ヨーグルトやバニラアイスにかけると、甘さの中に生姜の爽やかな香りが加わります。
クラフトコーラの材料にする

シナモンやクローブ、カルダモンなどのスパイスと組み合わせれば、自家製クラフトコーラ作りにも活用できます。詳しくは生姜クラフトコーラの作り方で紹介しています。
新生姜の爽やかな辛味が加わることで、すっきり飲みやすいクラフトコーラに仕上がります。
知っておきたい新生姜の雑学
新生姜と普通の生姜は、品種がまったく違うものではありません。
新生姜は、収穫して間もない若い生姜のことです。
一般的な生姜に比べて水分が多く、繊維がやわらかく、辛味が穏やかなのが特徴です。
そのため、シロップや甘酢漬けのように、生姜そのものの香りや食感を楽しむ料理に向いています。
反対に、一般的な生姜は香りや辛味がしっかりしているため、薬味や炒め物、煮魚などに向いています。
新生姜シロップと甘酢漬けの違い
| 比較 | 新生姜シロップ | 新生姜の甘酢漬け |
|---|---|---|
| 味わい | 甘く爽やか | 甘酸っぱくさっぱり |
| 主な使い方 | ドリンク・お菓子・料理 | 箸休め・寿司・副菜 |
| 保存方法 | 冷蔵保存 | 冷蔵保存 |
| 向いている人 | ジンジャーエールを作りたい人 | ガリを作りたい人 |
新生姜を食事のお供として楽しみたい場合は、新生姜の甘酢漬け(ガリ)の作り方もおすすめです。
また、新生姜を使った保存食としては新生姜ジャムも人気です。
よくある質問
Q. 普通の生姜でも作れますか?
A. 作れます。ただし、普通の生姜は新生姜より辛味や香りが強いため、やや大人向けの仕上がりになります。
Q. はちみつでも作れますか?
A. 作れますが、はちみつの風味が加わり、保存期間も変わります。1歳未満の赤ちゃんには、はちみつを使ったものは与えないようにしましょう。
Q. 砂糖の量は減らせますか?
A. 甘さ控えめにすることはできますが、砂糖を減らすと保存性が下がります。砂糖を減らした場合は、早めに飲み切るのがおすすめです。
Q. 冷凍保存できますか?
A. できます。製氷器で小分けにして冷凍しておくと、炭酸水や紅茶に入れやすく便利です。
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まとめ
新生姜シロップは、新生姜の爽やかな香りとやさしい辛味を楽しめる手作りシロップです。
炭酸水で割れば自家製ジンジャーエールに、お湯や紅茶に加えればホットドリンクとして楽しめます。
さらに、ヨーグルトやアイスにかけたり、クラフトコーラの材料にしたりと、アレンジの幅が広いのも魅力です。
新生姜が手に入ったら、甘酢漬けだけでなく、ぜひシロップ作りにも活用してみてください。


